今日の社会経済は、まさにパラダイムシフトの時を迎えているように映ります。
世界経済は、“突出した超大国”米国主導型の枠組みから、“台頭著しい”中国を対抗軸に組み込んだ新たな枠組みによる秩序を形成しようとしているようです。また、化石燃料エネルギーに替わる再生可能エネルギーの研究・開発が進み、自動車産業に代表されるように、自然環境との共生を志向する新たな産業が急速に生まれつつあり、産業構造はダイナミックに変化する兆しを見せています。
一方、日本経済に目を転じれば、少子高齢化への人口構造の変化は急速に進み、生産拠点の国外移転にともなう国内製造業の空洞化現象、労働者賃金の下落等を背景に、永きに亘るデフレは常態化する傾向にあります。
中国の古典『後漢書』に「疾風に勁草を知る」という言葉があるそうです。強い風の中に折れずにいる強い草の意、また、強い風が吹いて、初めて強い草であることが分かる意から転じて、苦境や厳しい試練にあるとき、初めて意志や節操が堅固な人であることが分かる例えに使う言葉だそうです。私には、時代が疾風(=困難な経済環境)に勁草(=志ある企業)を 「探している」ように思えます。
だからこそ、弊社は、「不易流行」の思想に学び、お客様からご支持いただいている事業の本質的なものはいつまでも変えずにいながら、創意と工夫を重ねていくことで、自らを時代に合わせて変えていく勇気と挑戦する心を持ち続けていきたいと考えているのです。 |